にきびと肌の関係

皮脂腺

にきびは毛穴のあるところにできます。そして、毛穴には必ず皮脂腺があります。さらに体の中でも皮脂腺の多い場所とそうでない場所があり、一般的に皮脂腺が多い場所にきびができやすいとされています。

顔(Tゾーン、Uゾーン)、背中、胸、頭皮などは皮脂腺が多く、にきびができやすい場所です。皮脂腺は全身に分布しているので、割合は少ないですが腕や足にできる方もいらっしゃいます。逆に手の平や足の裏には毛穴がないので皮脂腺もなく、にきびはできません。

皮脂は顔のテカリの原因になったり、化粧くずれをおこしたりと面倒なものではありますが、わたしたちの肌はこの皮脂によって守られてもいます。たとえば、肌や髪の潤いを保ってくれたり、空気中の細菌が皮膚の上で繁殖しないようにしてくれたりと、大変重要な役割をもっているのです。しかし、この皮脂腺の働きが活発になりすぎて皮脂が過剰に分泌されるとにきびの原因となってしまうことがあるので、にきびで悩む方にとって皮脂は大変嫌われ者です。

皮脂腺の働きは、大人よりも思春期、そして冬よりも夏に活発になります。動物性脂肪の多い食生活、ストレス、生理、不規則な生活によっても活発化するといわれ、実にさまざまな要素が絡んできます。

このような要素で皮脂が過剰に分泌されると毛穴に皮脂がつまりやすくなります。そして毛穴がつまった状態になると、にきびとなるのです。これがひどくなると赤く炎症を起こしたり膿がたまったりするので悪化させないことが大切です。